【自動音声を切った直後に】「倍の費用を裁判所から請求される」、新潟市北区で架請空料金求詐欺被害が発生
新潟北警察署は8月8日、特殊詐欺(架請空料金求詐欺)被害の届出を受理し、捜査中であると発表した。
被害に遭ったのは、新潟市北区居住の30歳代女性。7月28日、30歳代女性の携帯電話に通信事業者を名乗る自動音声電話があり、「未納料金があります。至急支払ってください」などと案内されたが、女性は身に覚えがなかったため電話を切った。
その直後、同じ通信事業者を名乗る男性から電話があり、「サイトの利用料金が未納です。料金を払わないと民事裁判になり弁護士費用など倍の費用を裁判所から請求されることになります」などと言われた。
そして、その話を信じた30歳代女性は新潟市内の金融機関のATMから、指定された口座に29万3,000円を振り込み、だまし取られた。
その後、被害に遭った30歳代女性が自宅に戻り、家族に相談したことで詐欺被害に気づいた。