重要性を増すプログラミング教育の県内最新動向

プログラミング教育――。以前から欧米やインドなどではLOGO言語教育が行われ、(高所得を稼ぐ)優秀なIT人材を輩出してきたという。

 

 また、稼げるスキルという側面に加え、「論理的思考を身につけることができる」ことからも注目が高まっている。

 

 そうしたなか、我が国でも、2012年度からの新学習指導要領により中学校でプログラミングが必修項目になったほか、2020年度から小学校でプログラミング教育を必修化する方向で検討されているという。

 

 そこで、県内のプログラミング教育に関する事情をレポートする。

  

ものづくりの聖地・長岡市のプログラミング塾

 

 県内屈指のものづくりとイノベーションの聖地である長岡市――。その長岡市は昨年12月、同市のまちなかキャンパスで、前年に続き、プログラミング塾を開催した。

  

 講師は長岡市生まれで、大学在学中にマイクロソフト社で次世代ゲーム機向けOSの開発に携わったことのある清水亮氏(ユビキタスエンターテインメント社長兼CEO)。定員を前年の20人から100人に増やし募集したが、130人を超える応募があったそうだ。

 

 参加者の半数以上が小中学生で、人工知能やプログラミングの基礎を学びながら、ゲームなどを制作したという。

  

 同市では、今年度もプログラミング塾を随時開催中。現在、8月までの開催日程が決まっており、9月以降の開催についても、今後検討していくそうだ。

 

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/event/event06/programming.html

 

■新発田商業情報処理科

 

一方、国家資格の合格で注目を集めているのが、県立新発田商業情報処理科だ。

 

「応用情報技術者試験」――。情報システム開発において、設計書の作成からプログラミング、テストまでの一連の業務を担当する知識・技能を有するものに与えられるもので、高校生での合格は超難関といわれている。

 

同校ホームページによると、この試験に平成17年から22年まで6年連続で合格者(1名ずつ)を輩出。また、平成26年度は3名の合格者を出したという。

 

さらに上級となる「データベーススペシャリスト」にも平成22年度に3年生が挑戦し、合格。これは、新潟県の高校生では初の快挙だったという。

 

http://www.shibatas-h.nein.ed.jp/syoripage/syorikentei.html

  

このほか、「フーコ」など県内でプログラミング教室を手がける民間企業も増えつつあるようだ。