第一測範製作所がミクロンの世界を体験できる教材を小千谷西高校に寄贈

第一測範製作所(小千谷市、木村敬和社長、0258・84・3911)は28日、軸と穴を使ってミクロンの世界を体験できる教材「はめあい体験ゲージ」を地元の小千谷西高校に寄贈した。

 

直径が1ミクロン(1マイクロメートル=1000分の1ミリ)ずつ異なる軸(3本)をぞれぞれ穴に通す。すると、わずか1ミクロンの違いにもかかわらず、(微妙な摩擦に違いにより)軸が穴を通る感触が異なる。これによってミクロンの違いを皮膚感覚で体験するというもの。

 

 木村社長は、ミクロンの世界も含め、「様々なことを体験してほしい」と、生徒たちにエールを送っていた。

 

 一方、早速ミクロンの世界を体験した生徒たちは、「1ミクロンの差で、ここまで変わるとは思っていなかった」などと感想を述べていた。

 

 なお、木村社長は、マザーマシン(母なる機械)といわれる工作機械関連の企業を中心に、60社以上で構成する「小千谷鉄工電子協同組合」の理事長でもある。同協同組合の会員企業の合計売上高は約600億円にものぼり、小千谷の基幹産業となっている。

 

 同協同組合では、かつて小千谷西高校に、デュアルシステム(企業での実習も単位として認め、企業での実習と学校での授業を並行的に実施するカリキュラム)の導入を県教育委員会に要望したことがある。

 

その時、協同組合では、「西高校の卒業生を15年間に渡り年間15名以上を協同組合の企業で採用する」ことと確約し実現にこぎつけた。

 

 いまでは毎年、西高校の多くの生徒が会員企業のもとで在学中に学び、そして卒業後に就職している。

 

  さらに、今後も、「小千谷の谷=バレーにちなんで、マイクロバレーを目指していこうという動きもある」(関係者)という小千谷の鉄工電子産業の人材輩出機関として、西高校への期待は高まっている。

(木村社長と、西高校の先生たち)

(木村社長)

ミクロンの世界を体験する生徒たち

1リットルのガソリンでどれだけ走れるかを競う「Hondaエコマイレッジチャレンジ 」に今年4年連続で出場する西高校。一昨年の620km/を超えることができるか?)