越後工業がロボットスーツの装着補助器具を発売

 自動車部品加工などを手がける越後工業(出雲崎町、木川勇三社長、0258・78・4011)は、筑波大学発のベンチャー企業・サイバーダイン社のロボットスーツ「HAL」の装着補助器具を来年にも販売する。

 

 平成26年に開発したもので、来年のHALの販売に合わせてセットで販売する。

 

 HALは足が不自由になった人や高齢で足腰が弱くなった向けのロボットスーツ。体に装着し、筋肉の動きをセンサーが感知してパワーユニットを動かすことで歩行を支援する。

 

 同社が開発した補助具は、椅子にHALを置いて、短時間(平均で6~7分程度)で下半身に装着できるほか、バッテリーの充電もできる。

 

「ロボットスーツは約2000万円もしますが、保険適用になり、(利用しやすくなることで)今後ますます需要が増えてくることが予想されます。当社の商品も値段を10万円程度に抑えております」(木川社長)

 

 昨年度の国内の介護ロボット市場は11億円弱。だが、ある民間の調査では20年度に350億円規模になるという

 

 一方、同社では平成19年に福祉用具実用化開発事業の認定を受けるなど福祉関連事業に力を入れてきた。

 

 

 これまでも、滑りにくい杖「助の杖」、パンクしないエアレスタイヤ「イーザ」、左右の肘掛けと駆動輪が90度左右に開き、横からでも自由に乗り降りできる「座助(=写真)」などを商品化している。

(※創刊号より転載)