新潟からさらなる醸造文化の発信、にいがた醸造サミット2016が開催

新潟が誇る醸造文化のさらなる発信を目指して「にいがた醸造サミット2016」が19日に開催された。主催は「Niigata Sake Lovers(新潟酒ラバーズ)」。同会は日本酒文化を通した国際交流活動を展開する市民グループ。

 

「醸造サミット」は、日本酒、ワイン、ビール、味噌、麹、チーズなど、新潟の醸造食品を作る醸造家たちが一堂に会し発信していこうというイベントで、今年で第2回目。第2回は新潟市中央区のピア万代が会場となった。

 

新潟の醸造文化というのは、前記したように実に豊穣である。

  多くの酒蔵を有する日本酒はもちろんのこと、国内トップクラスの品質を誇るワイナリー、日本で地ビールブームの火付け役になったブルワリーもある。醸造食品で言えば峰村醸造の味噌、古町麹製作所など全国的に名の知られたものも多い。こと「醸す」ことにかけて、新潟は全国平均のワンランク、ツーランク上を行っている。

 

主催者代表のディケット智美さんは「新潟は醸造食品の宝庫なのですが、これまではそれぞれが各々に情報発信していました。これはもったいない話で、醸造というテーマでこれだけ素材に恵まれているのだから、統一性をもってPRした方が大きく発信できます。生産者と消費者がこうしてつながりをもつことは大切でしょう」と話す。

 

19日の会は3回に分けて、それぞれ60名程度の参加者で開催。参加者は3000円を支払い、12枚つづりのドリンクチケットと各生産現場を見学できるパスポートを受け取る。

 

会場に並んだ16の「醸造ブース」を回り、酒のつまみを物色しながら醸造酒を楽しむ。日本酒、ワイン、地ビールと最高のマリアージュとなるフードメニューが目白押しで、参加した“左党”たちは目を輝かせていたのが印象的。とにかくレベルが高いチョイスといえる。

 

また参加者には外国人の姿も多く見られ、日本酒や日本食の文化が海外で受け入れられ、大いに関心をもたれている姿を感じた。ディケット氏は「新潟へのインバウンド誘致に向けて、こうした食文化を楽しむツーリズムを提案するのも良いと思います」と話した。

ステージでは醸造家のディスカションも