グリーンゲート、有機栽培米の台湾への輸出事業を開始

グリーンゲート(新発田市、関川良平社長、0254・27・2228)は、台湾の富裕層向けに高級米を宅配するサービスを始めた。昨年12月下旬に第一弾の米が新潟東港から台湾に向けて輸出された。

 

 同社は関川水道(新発田市、関川良平社長)のグループ会社。従業員は18名で、米の生産のほか、林業(森林組合からの受託事業)、除雪を手がける。

 米生産に関しては、新発田市の宮古木地区で、一般コシヒカリなどを生産(20万平方メートル)しているほか、2015年に有機栽培の「はさかけ米」の生産(1万5000平方メートル)を始めた。今回台湾の富裕層向けに輸出したのは、このはさかけ米。

 

 輸出開始に際し、台湾仕様の6kgの米袋を制作。この袋に入れた、はさかけ米(1000袋=100俵分)を順次輸出し、年間契約した家庭に宅配していく。

「年間契約した家には、家庭用精米機を無料レンタルし、玄米の状態で届けます。また米は(温暖のため保管に向かない)台湾に一気に輸出するのではなく、新発田の冷凍倉庫に保管して必要分を随時輸出していきます。こうした取り組みで、より新鮮な状態で米を届けることができるようにしています」(長谷川寿一副社長)

 

同社では1軒あたり、年間10袋程度を消費すると見ており、まずは100軒の契約獲得を目指す。

 なお、販売開拓にさいしては、かねてからの知り合いで、ナマコなどを台湾に輸出している近藤商店(聖籠町)の現地拠点を活用する。

「いずれは合弁会社の設立も検討していきます」(同)と話す。

 

 一方、台湾向けに輸出するのは、はさかけ米だけではない。自社生産した一般コシヒカリ(100)を現地の農協向けに輸出したほか、「新発田産の長いも(1・5トン)、里いも(2トン)も輸出しました」(同)と話す。 

(2017年1月10日号より転載)