米山知事、福島第一原発視察の意向を表明

米山隆一知事は27日の県議会で、「受け入れ体制もあるが、福島第一原発を視察したい」と述べ、同原発を視察する意向であることを明らかにした。

 

 米山知事は原発について「福島第一原発事故の原因の徹底的な検証、原発事故が健康と生活に及ぼす影響の徹底的な検証、そして万一原発事故が起こった場合の安全な避難方法の徹底的な検証の3つの検証がなされない限り、再稼働の議論は始められないという立場を堅持して対応していきます」と繰り返し述べている。

 

ただ、「原子力工学の専門でない私が、一見して原発という巨大な施設の安全性を判断できるものではありませんが、一方で、現場の状況や安全対策に対する認識など、この目で確認することは非常に重要」(昨年12月県議会での答弁)とし、2月1日に柏崎刈羽原発を視察。「このたびの視察だけで安全対策が十分か否かの評価はできませんが、安全対策の取組や、事故を想定した訓練の現状について、実感することができました」(現在開会中の県議会)と感想を述べている。

 

 一方、県では、事故原因の究明を進めている現行の「技術委員会」に加えて、新年度に、健康への影響を検証する「健康委員会」、避難計画の実効性を検証する「避難委員会」を新設。また、この3つの検証を統括する「検証総括委員会」も立ち上げる予定。 そして「数年かけて検証していく」(米山知事、27日の県議会)という。