日本精機、組織変更と役員の異動について発表

日本精機は21日、組織変更および役員の異動について発表した。いずれも4月1日付。

 

組織変更では、今の「技術本部」を、営業本部と連携して収益力の向上を目指す「計器設計本部」と、グループの要素技術開発や技術資産管理を担う「技術本部」に分割する。計器事業における収益責任の所在の明確化などが狙い。

 

 また、「生産技術本部」と「製造本部」を統合し、「ものづくり本部」を新設する。ものづくり競争力を支える生産技術と、(製造部門である)高見工場の一体化により、グループ全体の“ものづくり力”をさらに高める。

 

品質面では、システムやソフトの品質保証機能を「技術本部」から切り離し、「品質保証本部」に「ソフトウェア品質保証部」を新設する。これにより、品質評価や監査機能の客観性、独立性を担保する。

 

このほか、事業拡大に向けた組織改革も行う。

具体的には、NEMS(日本精機型のEMS)ビジネス(※)の事業化を推進するため、「民生事業部」と「ディスプレイ事業部」を統合し、「コンポーネント事業部」を新設する。

自動車販売事業の事業拡大などを目的に、「車販売事業推進部」も新設する。

 

一方、役員の異動に関しては以下のリンクから見ることができる。

http://www.nippon-seiki.co.jp/wp-content/uploads/yakuinnoidou_20170321.pdf

 

(※)EMSとは電子機器・部品の受託生産サービスで、シャープを買収した台湾の鴻海精密工業などが有名。同社では、基板 実装・接続技術を核とした幅広い技術を活かし、他社を上回る付加価値を顧客に提案。それにより、設計から部品調達、製造までを一貫して行うEMS事業を伸ばし、中国・タイでの生産を拡大していく方針。