花火の「爆心」を集めたアート写真展 4日から長岡で

長岡花火、片貝花火(小千谷市)など、新潟県は全国的にも有名な花火大会が数々開催され、美しい様子は多くの絵画、写真などで表現されている。最も有名なのは放浪の画家・山下清の「長岡の花火」だろう。そんな中、実に興味深い写真展が長岡市で開催される。

 

「爆心」―大玉の花火が空中に打ち上げられ、爆発するその刹那をシャッターで切り取った作品。レンズの向く先は、花火の「爆心」である三尺玉の“フタ”。花火の爆発直後、この「爆心」に焦点を合わせる。極めて繊細なシャッターワークが要求される。

 

果たしてそこに写った絵は、想いもよらぬ躍動とうごめき。尾を曳きこちらに向かってくる親星、点火する直前の小割玉・・・・これはアートだ!

「最初は“花火玉に書き込んである筆文字を射出中に写す”そんな試みだったのですが、それだとススけて写らないことがわかり“それなら爆発直後のフタを撮ってやろう”と考えたわけです」と写真家の佐々木譲氏。

 

写真家・佐々木譲氏は新潟県生まれ。コマーシャル撮影を生業に、花火と軍事関連の写真をライフワークとしている。2015年に日本航空写真家協会主催コンテスト入賞、2016年に第48回見附まつり写真コンテスト準グランプリ受賞。現在、にいがた経済新聞の1面写真も佐々木氏の手によるもの。

 

佐々木譲、花火アート写真展「爆心」は54日から28日まで、長岡市の「花火の駅・長岡花火ワールド悠」で開かれる(開館日は木~日曜、10:001600)。