新潟県教育委員会が23日付で教職員3人を懲戒免職処分

記者会見の冒頭、お詫びをする県教育委員会

新潟県教育委員会は23日、同日付で教職員3人に対し懲戒免職処分を行ったと発表した。同教育委員会によると、3人同時に免職になったことは把握している範囲では過去にないという。また今年度に入り、懲戒処分は減給、戒告など3件あったが、免職は初。

長岡市立宮本小学校の宮嶋浩市校長(58歳)は昨年11月30日、SNSで知り合った男子中学生にわいせつな画像を送らせた。また、今年3月23日には、大阪市内のホテルで、SNSで知り合った男子高校生にわいせつな行為を行い、SNSで知り合った成人男性と2人で、10万円(宿泊費込)を渡した。その後、今年9月16日に神奈川県警に児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕され、起訴された。

十日町市立川西中学校の栗原英男教諭(48歳)は、昨年10月30日、SNSで知り合った男子高校生にわいせつな画像を送らせた。また、今年7月13日には、群馬県内のホテルで、SNSで知り合った男子中学生にわいせつな行為を行い、5000円を渡した。その後、今年8月6日に十日町警察署に児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された(司法処分は未確定)。

上越市立有田小学校の渡邊友也教諭(47)歳は今年9月20日に職場の慰労会があり、午前1時ころまで(三次会まで)飲酒。その後、1次会会場の駐車場に停めていた車で仮眠をとり、21日午前7時前に帰宅のため運転を開始。途中、上越警察署の警察官に一時停止のラインオーバーを指摘され、その際呼気検査を受け、0・2mg/ℓのアルコールが検出。酒気帯びで検挙された。

渡邊氏は平成18年にも飲酒運転で懲戒停職処分を受けている。ただ、今回の処分は平成19年に懲戒基準が厳格化されたことを受けて処分したもので、平成18年の飲酒の件は影響していないという。

また宮嶋氏、栗原氏は、過去に処分歴がなく、勤務評定にも大きな問題はなかった。

なお3人とも、県教育全体の信用失墜や、同僚や児童生徒への裏切り行為であったと反省している。

新潟県教育委員会義務教育課の佐藤理仁課長は、記者会見の中で、「教育に対する信頼を損なう重大なことが起こった。深く反省している。今回の件を受けて、10月7日から1週間かけて上中下越と佐渡で緊急校長会を開催し、指導と研修を行った。今後も再発防止に向けて繰り返し指導を行っていきたい」と話していた。