株式会社SUS(新潟県燕市)がウクライナ支援のためチャリティボトルを販売


株式会社SUSの澁木明恵代表取締役社長と、ウクライナの国旗をイメージしたカラーの携帯ボトル

ステンレスやチタン製品などの企画・製造、販売を手がける株式会社SUS(サス、新潟県燕市)は23日より、ウクライナ支援のためのチャリティボトルの予約販売を開始する。同商品の売上金額は全額、在日ウクライナ大使館へ寄付する予定である。

SUSは1965年、金属製器物製造として創業。恒成株式会社(新潟県燕市)のグループとして、チタン製テーブルウェア「SUSgallery」や、メタルウェア「SEVEN SEVEN」といった自社ブランドも展開する。

今回は軍事侵攻を受けるウクライナへの支援として、SUS初となるチャリティ商品を販売。同社の象徴的商品であるSEVEN SEVENの「TSUTSU」(270ミリリットル)を、ウクライナの国旗をイメージした明るい水色と黄色で仕上げた。

価格は5,500円(税込)で、限定200本。公式オンラインストアで販売する。売上金額の全額、合計100万円を在日ウクライナ大使館へ寄付し、避難者の生活支援やインフラ復旧、住宅再建などに充てる予定だ。

製造工場の様子

SUSのもう1つの看板ブランドである「SUSgallery」

SUSの澁木明恵代表取締役社長によると、3月初旬に社員同士が雑談する中から今回の企画が提案。急ピッチで商品化まで漕ぎ着けた。澁木社長は「毎日つらいニュースばかり目の当たりにする中で、『普通に仕事をしているだけでいいのだろうか?』と悩む社員もたくさんいた。その中で、『物理的に距離はあるが、できることはないか』ということで社員の中から企画があがった」と話す。

また澁木社長は、今回の200本だけに留まらず、継続的な支援や、日常の中でウクライナへ想いを馳せることができるようにしたいと話す。「まずは最初売ってみて、購入した方に毎日携帯してもらうことで、周りの人にも想いを伝えてほしいと考えている。多くの人に想いが広がり、それが次の支援に繋がれば」(澁木社長)。

燕三条だけでなく、全国様々な形でウクライナを支援する商品が展開されつつある。そこに力を注ぐのはメーカーだけでない。SUSのチャリティボトルも、「グループの恒成や、塗装など協力企業の力あってこそだ」と澁木社長は語る。

金属加工が盛んで分業体制が進んだ燕市では、BtoBで表に出ない会社も多い。しかし完成品には、支援の力になりたいと考えた彼らの想いと技術が確かに込められている。地域の結晶たる同商品が、ウクライナの人々の一助となることを願う。

株式会社SUS 外観

 

【関連リンク】
SEVEN SEVEN 公式オンラインストア



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