大光銀行がビジネスプランコンテストを開催

田辺塗工所(新潟市東区)が大賞を受賞

地方創生『たいこうビジネスプランコンテスト2018』

大光銀行は5日、政府が推進する「まち・ひと・しごと創生」(地方創生)の実現に向け、地域に潜在する革新的・創造的プランを表彰する「地方創生『たいこうビジネスプランコンテスト2018』」の最終審査(プレゼンテーション)及び表彰式を長岡市内で開催した。最終審査は全応募33プランのうち一次審査を通過した10プランおよび学生の応募プランにより行われた。

各プランはまず15分間のプレゼンを行い、その後に審査員との質疑応答が行われた。審査委員長は、元長岡技術科学大学学長の新原晧一氏。審査委員は、事業創造大学院大学、(一社)中小企業診断士協会、長岡技術科学大学、長岡大学、(公財)にいがた産業創造機構、新潟大学より各1名と同行地域産業支援部長が務めた。

審査基準は、「革新性・創造性」「実現可能性・成長性」「地域資源活用や雇用創出を通じた地域経済への波及効果・社会への貢献度」「経営者の意欲(ビジネスプランの理念・ビジョン・実現に向けた意欲等)」。この4基準を総合的に判断し、審査委員会で、大賞(100万円、1プラン)、優秀賞(20万円、2プラン)、奨励賞(5万円、2プラン)、特別賞(5万円、2プラン) を選定した(下記に記載)。

大賞を受賞した有限会社田辺塗工所(新潟市東区)は、環境負荷の低減を目的として開発した、「バブルスクリーンブース」の国内製販ネットワークの構築プランをプレゼンした。バブルスクリーンブースは、工業用吹き付け塗装の際に飛散する塗料を泡で吸着させ、微生物による分解で、集めた泡から有害物質を粉末にして取り除くことができる。これにより飛散した工業用塗料を水で流すのに比べ、環境負荷物質の排出量を2分の1以下に削減することを可能にした。

同社では、このバブルスクリーンブースを中小企業が購入しやすい価格にするため、自社で重要部品のみを供給し各県の町工場に製造を外注する。また、特約店を通して販売することで製販ルートを確立していくという。

たいこうビジネスコンテストは今回で4回目。これまで行われた3回のうち13プランが実際に事業化されている。今回の入賞者(最終審査通過者)に対しても、ビジネスマッチングサービスや外部専門家との連携などを通じて、事業化に向けたサポートを行っていくという。

(優秀賞)

・ムスリム旅行者と地域・伝統文化を繋ぐ観光仲介プラットフォーム(奥田将大氏)

・世界初の無菌工業養蚕から産出された「みどり繭」を原料とした、コスメティック・ファブリック・サプリメントのカテゴリミックスのライフスタイルブランド「絹生活研究所」(株式会社きものブレイン)

(奨励賞)

・除草を通じたシニア層の雇用創出とコミュニティー作り、歩道点字除草による社会貢献活動(株式会社ベジ畑)

・東京・京都の次は新潟へ!浅草ホテル朝食の食材と人の魅力でインバウンド個人旅行客へPR(特定非営利活動法人南魚沼もてなしの郷)

(特別賞)

・Sunbrella=サンブレラ(福岡沙彩氏=学生プラン)

・地方でのライフスタイル創造事業(きら星・伊藤綾氏)

 

古出哲彦頭取

審査委員長の新原晧一氏

有限会社田辺塗工所

奥田将大氏

株式会社きものブレイン

株式会社ベジ畑

特定非営利活動法人南魚沼もてなしの郷

福岡沙彩氏

きら星・伊藤綾氏