クルーズ外国客船「カレドニアンスカイ」が新潟西港に入港

英国のノーブル・カレドニア社が保有する小型のクルーズ外国客船「カレドニアンスカイ」(総トン数4200トン、乗客定員120人)2日、新潟西港中央埠頭に入港した。

 

カレドニアンスカイは同船の入港は4年連続。 

 

同日午前6時に小木港から入港した同船は同日午後11時に再び小木港に向けて出港する予定で、束の間の新潟を満喫することになる。

一方、動く高級ホテル、海の上の高級リゾートと評されるクルーズ船の市場規模は拡大している。

 

国土交通省の資料によると、2015年中に我が国へクルーズ船により入国した外国人旅客数は前年比2・7倍の約111・6万人(概数)となり、2020年の目標であった100万人を大幅に前倒して達成した。

また、外国船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数は965回、日本船社も含めると1452回となり、いずれも過去最高を記録した。

港湾別では、第1位博多港の245回(前年99回)、第2位長崎港の128回(前年70回)、第3位那覇港の105回(前年68回)となってお、こうした港の周辺市街地では、爆買いの外国人たちで賑わっていたという。

 

 「今後も世界的にクルーズ人口は増加する見込みです。とくにアジア・太平洋地区では、経済失速という不安要因はあるものの、中国を中心に市場が急成長し、2020年には欧州並みの500万人(2005年実績は107万人)に増加するという予想もあります」(関係者)

この“成長ビジネス”である豪華クルーズ船を誘致し、地域経済の活性化を図ろうと、港湾を抱える全国の自治体がクルーズの誘致合戦にしのぎを削っている。

 

これまでコンテナ船の誘致に軸足を置き、若干出遅れ感のある新潟県も誘致活動を加速。

 

5月22日には、県内に入港する客船で過去最大となる「コスタ・ビクトリア(総トン数75166トン、乗客定員2394人)が新潟東港に入港する予定。約1500人の外国人客を乗せ、韓国を出発し、ウラジオストク、室蘭、青森を経由し、新潟を訪れるという

(佐渡汽船=右とカレドニアンスカイ=左)

(新潟西港)