新潟県立中央病院の医療事故にかかる民事調停が成立



新潟県立中央病院は3日、医療事故に係る民事調停案件で、裁判所から調停案が提示され、県(県立病院管理者)と相手方の双方が同意する見込みとなったと発表した。15日に開会する6月県議会に議案(損害賠償額の決定について)を提案する。

県立中央病院の患者である糸魚川市在住の男性(当時80歳代)は昨年1月中旬、胸水を治療するため体内に挿入したドレーン(体内に溜まった水分等を排出する管)から、胸水を治療する薬剤を注入したところ、その直後に呼吸停止となり死亡した。

院内で検証の結果、ドレーンの先端が胸腔を通り抜けて肝臓に達しており、ドレーンから薬剤を注入したことにより死亡に至ったものと判断。今年3月、解決を図るため県が福岡県久留米簡易裁判所(遺族在住地を管轄する裁判所)に民事調停を申立。4月、裁判所から調停案が提示され、遺族が同意する旨意思表示した。損害賠償額は1,156万5,477円(6月議会に提案予定)。



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