暑中見舞い

コジマタケヒロのアルビ日記「躍動する新潟の心臓」


高宇洋選手(©ALBIREX NIIGATA)

「ダイナモ。攻撃も守備もなんでもできる選手」。
サッカーにおける背番号・8番のイメージは?との問いにこう答えたのは、高宇洋選手。

サッカーを始めたばかりの小学3年生以来だという背番号・8番をつけ、臨んだ高知キャンプ。そこでは毎日のように監督からの指示が飛んだ。高選手への熱意ある指導で、全体練習がしばしば止まることもあった。「ビルドアップ時の関わり方はとにかく注意されました。どうしても左からきたら左に、右からきたら右にって返してしまっていた。今もまだまだですが、展開力というのが本当に課題だったんです」。

好きな選手は、クロード・マケレレ(元フランス代表)やエンゴロ・カンテ(フランス代表・チェルシーFC)。どちらも玄人ウケする守備の達人。高選手自身もどちらかといえば守備が好きだと話すが、アルベルト監督が彼に求めたのは展開力。守備だけではなく、攻撃の起点として中盤の底から試合を作れる力。

「ガンバ時代に今野(泰幸選手/ジュビロ磐田)さんやヤット(遠藤保仁選手/ジュビロ磐田)さんと一緒にやれたのは自分の中で大きかったです。今野さんとはポジション争いをする中で『とにかく盗めるものはすべて盗んでやる』って競い合っていた関係性。あの鋭さ、ボールを奪い取る力は本当にすごい。今の自分の守備というのは、今野さんが近くにいてくれたからあるものだと思う。一方、ヤットさんは技術や精度はもちろん、試合に出たときにガラッと雰囲気を変えられるあの存在感。単純にすごいなって刺激でしかありませんでした」。

7月3日に行われるアウエー戦で再開を果たすであろう2人のレジェンド。タイプの異なる2選手に刺激を受けたと話す、高選手に理想のボランチ像も尋ねてみた。「チームを勝たせられる選手。真ん中にいて攻撃も守備も関わり続けることができるのがボランチ。どんな局面にも顔を出して、チームを勝たせれるように自分もなりたい」。

第16節の琉球戦では仲の良い谷口海斗選手のゴールを自身のパスでアシスト。ここ数試合はゴールを予感させるプレーも続いている。

6月26日、アルビレックス新潟はビッグスワンに水戸を迎える。ピッチ内を縦横無尽に駆け回り、ピンチの芽を刈り取ったかと思えば一転、一本のパスでチャンスを演出。「8番、効いてんなぁ」と思わず言いたくなる、高選手の躍動に期待せずにはいられない。



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