【全出火件数は509件】新潟県内の火災、住宅火災・死者数ともに減少 2024年速報値

2024年(1~12月)の新潟県内における火災発生状況概要 報道資料より

新潟県防災局消防課は4月25日、2024年(1~12月)の県内における火災発生状況(速報値)を発表した。

それによると、全出火件数は509件で、前年から103件減少した。過去10年間(2014~2023年)の平均は553件だった。火災による死者数は34人で、前年より1人少なかった(同平均36人)。

住宅火災は187件で、前年から26件減(同平均214件)。住宅火災による死者は21人で、前年より8人減少した(同平均23人)。

また、放火自殺などを除いた死者のうち、高齢者(65歳以上)は19人で、前年より6人減った。高齢者が占める割合は76.0%となり、過去10年間の平均(67.9%)を上回っており、高い水準が続いている。

2024年は、空気が乾燥しやすい4月に火災が最も多く発生した。特にストーブが原因の住宅火災が多く、県は「春は乾燥や強風などの気象条件により火災が起きやすく、延焼の危険も高まる」として、火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけている。

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