新潟県三条市にある諏訪田製作所の金属製盆栽がJR大宮駅前で展示

同社製の盆栽用ハサミ60種類近くも展示

株式会社諏訪田製作所(新潟県三条市)が手がけた金属製の盆栽がJR大宮駅(さいたま市大宮区)東口前の銀座通りで展示されている。同駅周辺を会場に開かれている「おおみや 盆栽春まつり」に参加しているためで、展示は5日まで。

展示している盆栽は、「玄松(くろまつ)」と名付けられている。爪切りやハサミの取っ手部分を機械で抜く時や、先端部分を整える時に出た金属製の廃材を使い、松の木のように仕上げた。使用した廃材はハサミに換算するとおよそ数百本分だという。会場では、同社製の盆栽用ハサミ60種類近くも飾っている。

諏訪田製作所はニッパー型の爪切りで世界的に名が通っているが、(先述の通り、)盆栽用のハサミなども製造販売している。大宮は“盆栽の街”としても有名。大宮の盆栽文化を、三条市の企業などが道具や木の提供という形で支えてきた縁をもとに、数年前からさいたま市と三条市は協力関係にある。今回の展示もその一環で三条市が同社に展示を呼びかけた。

展示は毎年実施しているが、駅前では初という。トラックの荷台部分で展示しており、通行人は皆興味深く盆栽を鑑賞。「何で作られているのか」「どれくらい時間がかかったのか」と同社担当者に問う姿も見られた。同社担当者は「盆栽にものすごく興味のある人以外からも、展示に関心を持ってもらってよかった。これを機に、三条にも訪れてもらえれば」と話していた。

諏訪田製作所がハサミの廃材などで作った盆栽「玄松」

諏訪田製作所製の盆栽用ハサミも展示