【総額約1,960万円の被害】SNS型ロマンス詐欺被害の届け出を受理(柏崎警察署)

柏崎警察署
新潟県柏崎警察署は5月27日までに、柏崎市内に住む40代の男性からSNS型ロマンス詐欺の被害届けを受理し、現在捜査を進めている。
男性によると、2025年3月上旬ごろ、SNSのダイレクトメッセージで女性を名乗る人物から連絡があり、別のメッセージアプリへ移行するよう促されたという。
その後、趣味などについてやりとりを続けるうちに、「FXの取引で儲けている」「大きな利益を得るチャンスが訪れますよ」などと、投資話を持ちかけられた。
男性は相手の話を信用し、指示に従いインターネットのサイトで取引用の口座を開設。4月15日までに複数回に分けて、計1,460万円を指定口座に送金した。さらに500万円分の暗号資産も購入し、指定されたアドレスに送信したという。
男性がサイト上の口座から現金を引き出そうとしたところ、相手から違約金2万ドル(約288万円相当・5月28日現在のレート)を請求されたことを不審に思い、警察に届け出た。
柏崎署は「SNSで知り合った顔もわからない人物から投資話をされたら詐欺を疑い、周りの人や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。