【キシャメシ】旬彩食堂みち乃|長岡ポークを使った生姜焼き定食を食べてみた!(新潟県長岡市)

シンプルかつ繊細な味。女性にもおすすめなセットだ

今年3月にオープンしたばかりの『旬彩食堂 みち乃』。取材の合間を縫い、話題の「長岡ポーク生姜焼き定食」をいただく機会に恵まれた。

入り口にでかでかとお店の暖簾。遠くからでもわかりやすい

まず、目を引いたのは炊きたての南魚沼産コシヒカリ。ご飯は一粒一粒が立ち、噛むほどに自然な甘みが口の中に広がる。しかも、大盛り無料という嬉しいサービスがあり、食べ盛りの人にも満足できる内容だ。

主役の生姜焼きは、地元産の長岡ポークの良さが余すところなく発揮されている。柔らかな肉質はもちろんのこと、豚肉本来の旨みがしっかり感じられ、玉ねぎの甘みと生姜の爽やかな風味が絶妙なバランスで調和している。味付けは醤油ベースのタレでありながら濃すぎず、素材の良さを引き立てる控えめな仕上がりだ。味噌汁にはわかめと葱が入り、優しい味わいでほっとひと息つける。副菜のだし巻き卵やほうれん草のおひたしも丁寧に作られており、食卓全体のバランスを支えている。これら一品一品に妥協のなさが感じられ、定食としての完成度は非常に高い。

価格帯は一般的な定食屋に比べてやや高めであるが、その価値は十分にある。従来の「定食屋」というイメージを超え、地域の食文化に新しい風を吹き込む店としての期待を抱かせる内容である。今後、この店が地域にどのように愛され、どのように成長していくのか。また足を運び、応援したいと思う。

お洒落な店内。店内は若い世代のお客も多い

【グーグルマップ 旬彩食堂みち乃】

(編集部 Y)

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