【学力だけじゃない】三条市立大学が1泊2日合宿の総合型選抜入試を導入

三条市立大学

三条市立大学は6月9日、「イノベーティブテクノロジスト」の育成をめざし、2026年度入学者を対象に、1泊2日の合宿形式による総合型選抜(探究ワーク ショップ型選抜)を新たに実施すると発表した。

この選抜は、同大学の立地する燕三条地域が誇る経験や技術と、同大学の知的資源を最大限に活かしながら、「ソーシャル・グッドに貢献するイノベーティブテクノロジスト」を選抜することを目的としている。

選抜では、グループワークやプレゼンテーションなどを通じて、受験生の「思考力」、「課題分析力」、「コミュニケーション力」、「探究心」、そして「学びに対する意欲」を多面的に評価する。

また、受験生一人ひとりとじっくり向き合うため、選抜は1泊2日の合宿形式で実施し、人物重視の評価を行う。このような形式は全国的にも珍しく、同大学が育成を目指す 「世界を好転させ、未来を創る人材」への期待を表した入試制度となっている。

さらに、6月28日、7月12日に開催されるオープンキャンパスでは、本選抜の体験型コンテンツとしての総合型選抜ワークショップ「自分の未来をデザインする-大学4 年間の履修プランニング」を実施。このワークショップに参加した人には実際の選抜試験で30点の加点が付与される。

試験日は今年10月の予定で、今回の募集人員は12人。全体では定員が80人のため、全体の15%に当たる。なお、推薦入試も別途行われ、8人が選抜される。

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