ライトシップ高等学院が2026年4月に「柏崎サテライト」を設置へ

左から、株式会社LIGHTSHIPの松本将史代表取締役、非営利活動法人aisaの水戸部智理事長

通信制高校サポート校の「ライトシップ高等学院」を運営する株式会社LIGHTSHIP(新潟県上越市)は、通学エリア拡大のため特定非営利活動法人aisa(新潟県柏崎市)と連携し、2026年4月に「柏崎サテライト」を設置すると発表した。

同学院は新潟産業大学附属高等学校通信制課程のサポート施設で、2025年4月に開校。「高校卒業」「はたらく」「地域おこし」を組み合わせた全国初のカリキュラムを提供している。

一方で、aisaは2007年の中越沖地震からの復興まちづくりで蓄積したノウハウを生かし、市民活動センター運営や移住・定住推進、防災教育、起業学習コーディネート、空き家対策窓口運営などに従事。高校教育の在り方を根本から変革することを目指す同学院と、まちづくりのプロフェッショナル集団であるaisaとの連携がこのほど実現した。

PR TIMESより

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柏崎サテライトに所属する生徒は、週3日程度の柏崎エリア内の企業での有給インターンシップ(OJT)と、地域課題をテーマにしたプロジェクト型学習(PBL)に取り組む。OJTは同学院スタッフが担当し、PBLはaisaスタッフが運営を担当する。

PBLでは商店街のイベント企画運営、地域特産品を使った商品開発、地元企業の課題解決アイデアコンペ、まちの問題解決を目指すアプリ開発、空き家リノベーションプロジェクトなどを想定。高校卒業に向けた教科学習は、managara HighSchool内のオンライン支援サービスでサポートする。なお、生徒は柏崎市安田にある新潟産業大学附属高等学校のスクーリングに出席する必要がある。

aisaの水戸部智理事長は「まちのプレイヤーを増やすための新たな可能性を感じる取り組み。柏崎刈羽地域の企業にとっても、人手不足の中で次世代を担う学生とつながる新たな選択肢が生まれる」と期待を示した。

 

【関連リンク】
ライトシップ高等学院 Webサイト

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