新潟発「KUBOTA GIN」、世界の舞台で評価 朝日酒造がIWSCで銅賞

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蒸留酒事業に新規参入した朝日酒造株式会社(新潟県長岡市)は、世界的な酒類品評会「インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)2025」のスピリッツ部門で、自社製品「KUBOTA GIN」がブロンズ賞(銅賞)を受賞したと発表した。
同社は、2030年に創業200周年を迎えるのを機にジンの製造・販売を開始。「KUBOTA GIN」は「世界に通用する、美味しいジン」を目指して開発され、2024年9月に製造を開始した。
製品は、「くつろぎ」と「癒やし」の時間を提供することをテーマに、四季折々の風景や香りを感じさせる「里山」のイメージで設計。豊かで洗練された香味や飲みやすさを意識したバランス、繊細でまろやかな味わいを追求した。また、ボトルやパッケージにも落ち着いた佇まいを持たせるなど、全方位で高品質を目指したという。

KUBOTA GIN ギフトボックス 画像はプレスリリースより
国際的な品評会での入賞は、当初からの開発目標の一つだったといい、初出品となる今回の受賞で「『KUBOTA GIN』の方向性が国際的に通用することが確認できたとともに、世界との距離を認識できた」としている。
製造を担当した同社経営企画部事業開発課マネージャーの田村博康氏は「2024年9月に製造を開始し、わずか数ヶ月での出品、そして世界的な舞台での評価に、喜びと驚きでいっぱいです。これもひとえに、応援してくださっている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。今回の受賞を励みに、これからも皆様に愛されるジンをお届けできるよう、さらに精進してまいります」とコメントした。