新潟県糸魚川市で用地測量業務委託契約の積算誤りが判明
糸魚川市は、同市が令和7年6月5日付けで契約締結した「農災委第5号 農免農道須川下倉線用地測量業務委託」において、積算誤りがあることが判明したとこのほど発表した。
同市によると、正しい設計額とした場合に落札者が異なる結果となり、入札の公平性や公正性の観点から、業務契約を解除することにしたという。
業務の概要は、農災委第5号 農免農道須川下倉線用地測量業務委託で、履行場所は糸魚川市大字槇地内。履行期間は令和7年6月5日から令和7年8月 29 日までで、契約金額は 250万8,000円(税込み)だった。
経過としては、令和7年 6月5日に業務委託契約締結し、6月13日に積算誤りを確認、6月18日に落札者に対し謝罪と経過説明を行い、業務委託契約の解除を通知した。
違算の内容としては、改正前の積算基準を使用して積算したため、予定価格及び最低制限価格が適正でなかったものだとしており、原因は業務委託設計書を作成する際に使用する積算基準について、改定の有無を確認せず、古い積算基準を使用したためとしている。