給排水・衛生設備工事のアイ・エヌ設備(新潟県長岡市)が破産開始決定 負債総額は約3,000万円
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社アイ・エヌ設備(新潟県長岡市、設立2002年3月7日、資本金300万円、特別代理人:和泉洋弁護士)が6月12日、新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には杉森芳博弁護士(長岡けやき法律事務所、新潟県長岡市)が選任された。負債総額は、約3,000万円。
アイ・エヌ設備は2002年3月に法人組織となった事業体。給排水・衛生設備工事の請負業務として、長岡市や周辺の建設業者から元請工事、下請工事を受注してきた。
しかし、地域の建設市場が縮小する中、受注競争とも相まって業績は頭打ちで推移、2023年11月期は売上高5,816万円、当期純損失390万円となるなど、ジリ貧を余儀なくされていたことから、先行きの目途が立たずに今回の事態に至った。なお、代表者が亡くなっているため、特別代理人が選任され、今回の措置となった。