【投資名目で金地金200グラム詐欺未遂】ベトナム人留学生の19歳男性を現行犯逮捕、南魚沼市の80代男性が被害

南魚沼警察署
南魚沼警察署と新潟県警国際・薬物銃器対策課、組織犯罪対策課は警視庁特殊詐欺連合捜査班の応援を得て7月1日14時13分、詐欺未遂の疑いで、ベトナム国籍で東京都豊島区に住む19歳の留学生の男性を現行犯逮捕した。
男性は氏名不詳者らと共謀し、6月4日から7月1日までの間、架空の女性などになりすましてSNSで南魚沼市居住の80代男性に接触。メッセージアプリで趣味の話などをやり取りした後、「私の伯父が有名な経済学者で、金の取引を勉強しているので、一緒に金の取引の勉強をしませんか」などと投資話を持ちかけ、金地金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
男性は7月1日、被害者男性に東京都内へ金地金200グラムを宅配便で送らせようとしたが、被害者の家族が「騙されているのでは」と警察に相談したため発覚。警察が「騙されたフリ作戦」を実行し、宅配先に捜査員が向かい、容疑者が物品を受け取ったところを現行犯逮捕した。
同署は捜査上の理由により、容疑者の認否や余罪についてのコメントを差し控えるとしている。
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