【Q1決算】アークランズが増収減益、新規出店コストや人件費増などが負担に

アークランズ株式会社 本社

アークランズ株式会社(新潟県三条市)は7月1日、2026年2月第1四半期決算短信(連結)を発表した。

売上高は815億2,600万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は42億1,400万円(同14.7%減)、経常利益は43億800万円(同13.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億8,500万円(同7.2%減)となった。

主力のホームセンター部門では、ペット関連が堅調に推移したが、カー・レジャー用品が伸び悩んだ。また、株式会社フレッシュハウスの完全子会社化の影響により、リフォームサービスの売上高及び営業収入は前年同期比で65.5%増となった。

売上総利益率が改善し、販売費及び一般管理費は宣伝広告のデジタルシフトや物流の効率化などにより抑制を図り一定の効果があったが、新規出店コスト、人件費単価、水道光熱費の増加が負担となった。この結果、小売事業の売上高と営業収入は658億2,100万円(同1.6%増)、営業利益は18億7,000万円(同10.6%減)となった。

「かつや」などの外食事業は、売上高及び営業収入147億5,400万円(同9.7%増)、営業利益は13億900万円(同24.2%減)。店舗のDXとフェアメニューの実施が奏功した一方で、原材料価格の高騰に伴う原価率の上昇や水道光熱費の増加が利益を圧迫した。

 

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