新潟県南魚沼市に「軽度障害者向けシェアハウス」がオープン。健常者も入居可能

6月に内覧会&無料宿泊体験も開催

正面玄関

介護サービスを展開している株式会社あんしん(新潟県湯沢町)は、軽度の障害者が入居可能なシェアハウス「シェアハウス南魚沼」を開設した。開設にあわせて、施設の内覧会を6月10日から13日まで開催。また無料宿泊体験(3泊4日)を6月1日から8月30日まで開催する(食費代が朝夕の6回で税込3240円かかる、完全予約制)。

障害者を取り巻く環境に関して、国では雇用促進を積極的に進めているが、住宅に関しては、なかなか増えていないのが現実。それにもかかわらず、社会の障害に対する認識はまだ低く、軽度な障害者(自分のことは自分で何でもできる人)であっても、住居を貸してくれる貸主はあまり多くない。そこで、あんしんでは、軽度の障害者が親元を離れて、最低限の自立訓練ができるシェアハウスを開設した。

建物は、10年以上前に閉館されて以降、空き家状態になっていた地方銀行の保養所をリノベショーンした。同社プレスリリースによると、この建物を取得したきっかけは、あんしんの長松英樹社長のもとを訪れた銀行の支店長が、「うちの子は障害児だが、支援学校卒業後は、本人・家族でその後の道を選択しなければいけない」と話したこと。これを聞いた長松社長は障害者の現状を調べ、障害者の自立支援を目的とした住居の不足を知った。そこで建物購入の検討を始め、事業計画書を作って融資依頼。新規事業として8000万円の融資が通り、この事業がスタートしたという。

入居対象は18歳以上。建物が山の麓に建っているため、玄関に入るにも階段を昇る必要があることから、階段を昇れたりすることも条件となっている。ひきこもりの短期利用も可能なほか、健常者も入居できる。

【シェアハウス概要】
住所/新潟県南魚沼市坂戸850-1
構造/鉄筋コンクリート造・
設備/2階建居室・15室・各戸洗面設備付き、各階にトイレ1ヶ所、風呂は2階に男女それぞれ共同、60畳の食堂兼リビング(入居者の集いの場)。
https://www.sharedhouse-niigata.com/

居室

リビング