【新郎新婦初の共同作業】経営統合する第四北越銀行と群馬銀行が、新潟県に3,000万円の寄付

写真左から殖栗道郎第四北越フィナンシャルグループ代表取締役社長、花角県知事、入澤広之群馬銀行代表取締役副頭取
2025年4月に2027年度の経営統合に向けた基本合意書を締結した株式会社第四北越フィナンシャルグループと(新潟市、以下第四北越)株式会社群馬銀行(群馬県、以下群馬銀行)は、新潟県と群馬県にそれぞれ3,000万円ずつの寄付(両県とも両行が1,500万円ずつ)を行ったことを発表した。
これに伴い、7月4日には第四北越の殖栗道郎代表取締役社長と群馬銀行の入澤広之代表取締役副頭取が新潟県庁に花角英世新潟県知事を訪問。寄付目録を贈呈した。また花角知事からは感謝状が手渡された。
両行は、今回の経営統合に向けた基本合意を機に、両県の地域振興や経済の活性化に役立ててもらおうという意図で寄付を実施した。この日のセレモニーの同日同時刻に群馬県庁には、群馬銀行の深井彰彦代表取締役頭取と第四北越側からは高橋信代表取締役専務が山本一太群馬県知事を訪問し、寄付目録を贈呈するという、粋な計らいがあった。「それぞれが、それぞれの県に3,000万円ずつ寄付すれば簡単だった、経営統合に向け、敢えてこのような形をとらせていただいた」(第四北越・殖栗社長)
寄付の具体的な目的は新潟側が「地域産業の担い手となる人材の育成に向けた学習環境の充実」、群馬側が「デジタル・クリエイティブ産業の振興」となっている。

「経営統合を機に、質・量ともに地域貢献の拡大を」と第四北越の殖栗社長
第四北越・殖栗社長は「両行はこれまでも新潟県、群馬県の発展のため積極的に取り組んできたが、経営統合となった暁にはこれまで以上に、量・質ともに充実した地位貢献事業を展開したい。新潟と群馬の県境を越えた地域連合体で、地域の経済発展につなげていきたい」と話した。

「地域の発展なくして我々の事業は継続できない」と群馬銀行の入澤副頭取
また群馬銀行・入澤副頭取は「地域の発展がなければ、我々の事業も継続できない。この寄付を、新潟県の次世代の担い手の教育と経済の発展にお役立ていただきたい」と話した。