【すでに鎮火】柏崎刈羽原子力発電所で発火、放射能漏れなどはなし

柏崎刈羽原子力発電所
新潟県防災局原子力安全対策課は7月7日、東京電力から同日14時45分ころに柏崎刈羽原子力発電所の固体廃棄物貯蔵庫近傍の屋外において発火を確認したとの連絡を受けたと発表した。
東京電力は初期消火を実施するとともに、一般回線にて柏崎消防に連絡した。柏崎消防は同日16時11分に火災と判断し、同時刻に鎮火を確認した。
なお、東京電力によると、柏崎刈羽原子力発電所は現在全号機とも定期点検により停止中であり、発火発生場所は原子炉などに直接関係するところではなく、これによる放射能漏れなどはないという。
今後、東京電力が原因を調査するとしており、県は東京電力に対し再発防止を要請した。
また、県が実施している放射線モニタリングでは異常な値は検出されていない。発電所周辺の県放射線モニタリングの状況はこちらから見ることができる。