土木工事や外構工事などのシン・エクステリア(新潟県三条市)が破産申請へ 物価高の影響による住宅市況の冷え込みが影響
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社シン・エクステリア(新潟県三条市、設立2022年3月1日、資本金200万円、五十嵐真社長、従業員1名)が6月29日を以って事業を停止し、事後処理を五十嵐勇弁護士(弁護士法人美咲、新潟市中央区)に一任した。今後は破産による整理を予定している。負債総額は現在調査中。
シン・エクステリアは2022年3月に設立された土木工事、外構工事業者で、カーポートやフェンス工事、庭作り全般を手掛け、2023年2月期は約8,200万円の売上高を計上していた。
しかし、物価高などの影響で住宅市況が冷え込んだほか、他社との競争も激化し、2025年2月期の売上高は約6,600万円に減少していた。また、採算的にも恵まれない状況が続いていた模様で、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。
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