三条市がキャリア教育ハンドブックを作成 地域と連携し体験活動の充実へ

三条キャリア教育バンク活用ハンドブックの表紙(三条市教育委員会教育センター提供)
新潟県三条市は、市立学校と地域事業者の連携を深める「三条キャリア教育バンク」の活用を広げようと、教職員向けのハンドブックを作成し、市内の学校に配布した。地域ぐるみで子どもを育む教育活動を、より一層推進することを目的としている。
このハンドブックは、バンクに登録する事業者と学校が連携・協力する際に、教職員が留意すべき点を分かりやすくまとめ、体験活動の現場で活用しやすい構成となっている。
三条キャリア教育バンクは、今年1月に市が開設。市立学校の教育活動に協力可能な事業者を登録する仕組みで、教職員と事業者の相互ニーズに応じたマッチングを行っている。5月時点で約150件のマッチングが行われ、7月17日現在、登録事業者は市内外から計86者に上っている。
市では今後、ハンドブックの活用を通じて、地域と学校がこれまで以上に連携を深め、子どもたちに多様で豊かな体験機会を提供していく考えだ。
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