【倒産情報】NIZA(長岡市)が破産開始決定、IT活用で地方の課題解決も資金繰り悪化
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社NIZA(長岡市)は7月7日、新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けた。負債総額は11社に対し4670万円。
2020年12月に法人組織となった企業。システム開発の受託事業やシステム運用の受託事業として、AI、WEBクラウド、スマホアプリ、IoTなどで地方が抱える課題の解決を手掛けてきた。また、新潟に特化したNFT(非代替性トークン) コンテンツを取り扱った「NiiFT (ニイフト)」と称した地域密着型のマーケットプレイスを運営し、新潟の魅力を国内外に発信する業務にも携わってきた。
しかし、閉塞的な経済環境が続く中、人件費はじめコスト負担も重くなり、精彩を欠いた動向が続いていた模様で、資金繰りも限界に達したものとみられ、破産による整理に至った。
