原信、長岡まつりで地域貢献 今年も限定商品を展開し収益の一部を寄付(新潟県長岡市)
スーパーマーケットを展開する株式会社原信は、8月2日・3日に実施される長岡の花火大会に協賛し、2025年で「正三尺玉三連発」の打ち上げに携わって10年目となる。
2025年7月23日、同社の丸山三行社長らは、新潟県長岡市の市役所を訪れ、2025年の長岡まつり大花火大会に合わせた取り組みやコラボ商品についての説明を、磯田達伸長岡市長ら長岡花火関係者等に行った。

今年のコラボ商品について説明する丸山社長
今年は長岡空襲から80年という節目とも重なり、同社は「慰霊・復興・平和」への想いを商品に表現。コラボ商品を多数開発し、収益の一部を(一財)長岡花火財団に寄付をする。
当日、市長に対して取り組みや商品などの説明を行った丸山社長は、「長岡の花火大会がより楽しめるよう、昨年の花火が終わった頃から、皆で1年間かけて準備してきた。見て、食べて、おいしい商品を開発してきたので、(お客様に)満足していただけるよう頑張りたい」と語った。

「見て、食べて、おいしい商品を開発してきたので、満足していただけるよう頑張りたい」とする丸山社長
原信が展開する主な商品は以下の通り。
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「大花火御膳」:長岡名物のしょうゆ赤飯や地元食材を盛り込んだ特製弁当。販売期間は8月1日から3日まで。長岡市内の全店舗と周辺23店舗で取り扱う。
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「正三尺玉パイ」「尺玉パイ三連発」:花火の迫力を菓子で表現。今年は、昨年の磯田市長の提案もあり、三連発に因み、三枚入りの商品が実現した。
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「かぐら南蛮味噌おにぎり」:山古志産のかぐら南蛮を使用。
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「柿の種・正三尺玉デザイン缶」など。
また、店頭ポスターには長岡市在住のアーティスト田中翠恵氏のアートを起用し、華やかなビジュアルで店内を盛り上げる。
丸山社長は、「地元の方だけでなく、県外からの来訪者にも長岡の魅力を伝えたい」と意欲的だ。
同社の協賛花火である「正三尺玉三連発」は8月3日午後8時30分から打ち上げ予定。
これらの取り組みを通じて、同社は、地域の文化と経済の発展に寄与する方針である。

正三尺玉パイを食べる磯田市長
(文・写真 湯本泰隆)