【Q1決算】コロナ、住宅設備機器が好調も家電不振で赤字幅拡大

株式会社コロナ本社

株式会社コロナ(新潟県三条市)は7月30日、2026年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

売上高189億400万円(前年同期比0.2%増)、営業損失8億6,500万円(前年同期は3億2,300万円の損失)、経常損失7億2,400万円(同2億2,200万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失5億3,200万円(同1億8,800万円の損失)となった。(100万円未満は切り捨て)。

製品別では、住宅設備機器が97億1,000万円(同8.8%増)と好調だった。政府の補助金制度を活用したエコキュートの販売や、石油給湯機、ヒートポンプユニットの売れ行きが伸びた。

一方で空調・家電機器は67億8,200万円(同8.5%減)と低調だった。設置工事が不要なウインドタイプのルームエアコンは堅調だったものの、セパレートタイプの売上が前年を下回った。また、暖房機器は12億3,700万円(同12.5%増)で、前年を上回った。

なお、同社は需要の季節的変動が大きく、暖房機器の売上が多い第3四半期に業績が偏重する傾向がある。

 

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