【Q1決算】北越メタル、建設需要低迷と市況悪化で減収益に

北越メタル株式会社(新潟県長岡市)
北越メタル株式会社(新潟県長岡市)は8月1日、2026年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高64億8,800万円(前年同期比19.1%減)、営業利益2,600万円(同79.4%減)、経常利益7,500万円(同58.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,400万円(同65.6%減)と減収益となった。(100万円未満は切り捨て)。
建設業界では資機材価格の高騰や人手不足により工事の進捗が停滞し、鋼材需要が低迷したほか、鋼材市況の下落も収益を圧迫した。
一方で、主原料である鉄スクラップ価格の下落を受け、販売価格の維持やコスト低減に努めたが、主力の異形棒鋼をはじめとする販売数量の減少が響いた。