県内でクマの目撃情報相次ぐ 新潟県南魚沼市・長岡市の民家や事業所の近くで

8月6日から7日にかけて、新潟県内でクマやその痕跡の目撃情報が相次いだ。

南魚沼署によると、6日17時21分ごろ、目撃者から「南魚沼市美佐島の国道291号を車で走行中、魚野川の河川敷でクマ1頭(体長約1.5メートル)を目撃した。クマは魚野川に下りていった」との通報があった。

現場は民家から約150メートルの距離にあることから、南魚沼署は市役所と連携し、住民への注意喚起や警戒活動を行っている。

また、7日10時51分には、長岡市川口支所を通じて小千谷署に「同日午前10時ごろ、長岡市川口田麦山の道路上でクマ1頭(体長約1.5メートル)を目撃した」との通報が寄せられた。

現場付近には事業所があるため、小千谷署は支所と連携して周辺住民や関係者に注意を呼びかけ、広報や警戒を強化している。

県内ではクマの目撃情報が相次ぎ、人身被害も発生している。県は5月15日から「クマ出没警戒注意報」を発令していたが、8月7日から「クマ出没警戒警報」に切り替え、警戒を強めている。

 

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