【県議会って何するところ?】親子で参加する「夏休み!県議会探検ツアー」、鋭い質問に正副議長もたじたじ

参加者は実際の「議席」に

8月8日、新潟県議会事務局主催の「夏休み!県議会探検ツアー」が開催された。対象は小学校4~6年生の児童とその保護者。この日は17組35名の参加者が新潟県庁の議会庁舎を「探検」した。

イベントには7月に就任した青柳正司県議会議長(新潟市北区選出)と笠原義宗副議長(新潟市南区選出)が講師・案内役として参加した。

「ますます開かれた県議会に」と青柳正司議長

県議会の議場で開講式を終えたのち、参加者は2グループに分かれて議会庁舎内の探検ツアーへ。傍聴席、記者席や議長室、さらに議会庁舎を飛び出しエントランスの錦鯉や翡翠も見学した。普段はなかなか見る機会のない「バックヤードツアー」に、参加した大人も子供も目を輝かせていた。

正副議長がアンバサダーとなり庁内を探検

子供議員から切れ味鋭い質問も

「今日参加された中から、将来の県議が生まれたら喜ばしい」と笠原義宗副議長

探検ツアーが終わると一行は議場に戻り、県議会にまつわる「おさらいクイズ」と正副議長への質問コーナーが行われた。子供たちから正副議長に向けていくつもの質問が飛んだが、中には「議員になって後悔したことはありますか?」など正副議長が冷や汗をかくような質問も飛び出した。

閉講式ではひとりひとりに修了証書が手渡され、参加者は満足げに議場を後にした。

青柳議長は「県民に開かれた県議会にしたいというのは、私たちの切なる想い。敷居を取り払ったこのような企画は有意義だ」と話した。

議会庁舎のシンボリックな場所で正副議長と一緒に記念撮影

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