【中計最終年度】一正蒲鉾が2026年6月期の数値目標を下方修正、きのこ事業不振など響く

一正蒲鉾本社(新潟市東区)

一正蒲鉾株式会社(新潟市)は8月8日、2021 年7月から 2026 年6月までの5ヵ年の第二次中期経営計画の最終年度にあたる 2025 年6月期時点の数値目標を下方修正したことを発表した。

2025 年6月期時点では2026 年6月期の数値目標を、売上高400億円、連結営業利益26憶円、自己資本利益率10%、投下資本利益率9%、自己資本比率60%台としていたが、今回の修正でそれぞれ362億円、11億円、5%、4%、50%台となった。

一正蒲鉾によると、国内練り製品市場の成長鈍化や原材料費やエネルギー価格の高騰、きのこ事
業の業績が当初の想定を大幅に下回るなど、取り巻く環境が非常に厳しい状況で推移したことが理由。引続き事業構造の見直しを行い、継続的な企業価値の向上を目指していくとしている。

 

 

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