【クマ目撃情報】10、11日に新潟県内で相次ぐ、住宅付近での出没が頻繁に
8月10日から11日にかけ、新潟県内でクマの目撃情報が相次いだ。
〇南魚沼警察署は8月10日7時頃、南魚沼郡湯沢町大字土樽地内の森林で体長約1.5メートルの熊1頭を目撃したとの通報があったことを発表した。目撃者によると、クマは魚野川方向に歩いて行ったという。目撃された場所は住宅から約50メートルの距離で、南魚沼警察署では湯沢町と連携して注意を呼び掛ける広報活動を実施している。
〇三条警察署は8月10日14時頃、同市下保内地内の田んぼでクマ2頭(いずれも体長約1メートル)を目撃したという通報があったことを発表した。目撃場所は民家の直近であり、三条警察署と三条市役所は付近住民等に注意を呼び掛ける広報及び警戒活動を実施している。
〇津川警察署では8月11日7時頃、東蒲原郡阿賀町古岐地内においてクマ1頭(体長約50cm)を目撃したとの通報があったことを発表した。目撃場所は、新谷地内の民家から約50メートルの地点。津川警察署では阿賀町役場と連携して注意を呼び掛ける広報活動を実施している。
〇五泉警察署では8月11日11時頃、五泉市大谷地内においてクマを目撃したとの通報があったことを発表した。クマ(体長約1メートル)は市道を横切り、南方向へ移動したとのこと。目撃場所は民家から約200メートルの距離と至近で、五泉警察署では五泉市と連携して注意を呼び掛ける広報活動を実施している。
〇南魚沼警察署は8月11日18時ごろ、南魚沼市山谷地内でクマを目撃したという通報があったことを発表した。クマ(体長約1メートル)は目撃者自宅前の道路を横切り、南東方向へ歩いて行ったという。目撃された場所が民家から約30メートルの距離ということもあり、南魚沼警察署では南魚沼市と連携して注意を呼び掛ける広報活動を実施している。