【上場後初決算公表】フラー(新潟市)が売上高、利益ともに過去最高数値

フラー株式会社(新潟市中央区)

フラー株式会社(新潟市中央区)は8月12日2025年6月期の単体決算を発表した。同社は2025年7月に東京証券取引所のグロース市場に株式上場を果たしたばかり。

当期は、売上高が20億800万円(前年同期比 32.4%増)、営業利益が1億8,900万円、経常利益が1億8,500万円(同897.6%増)、当期純利益が1億9,700万円(同585%増)となった。

同社が属するソフトウェア開発業界においては、デジタルトランスフォーメーション(DX)の分野が成長著しく、軸足を置くスマートフォンアプリ関連市場はDXの中核分野の一つとして需要が高まっている。

そうした環境下、企業の「デジタルパートナー」として、事業企画、デザイン、システム開発・運用、データ分析までを一貫して提供するソリューション事業を展開してきた。

スマートフォンアプリ等のデジタルプロダクトの企画・デザイン・開発を行うクライアントワークは、前事業年度に着手した案件が本格的な開発段階を迎えたほか、新たに大口の新規取引開始があった。その結果、売上高、利益面ともに過去最高の数値となった。

同社では今後も、国内大手企業のDX投資が引き続き堅調に推移し、良好な事業環境が継続すると見込んで、積極的な営業活動を実施し、国内大手企業を主とする顧客基盤拡大を目指すとしている。

 

 

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