【Q1決算】岩塚製菓は営業損益段階で増収増益、主力商品注力で堅実な販売実績

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)

岩塚製菓株式会社(長岡市)は8月12日に2026年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

今期は、売上高が71億2,400万円(前年同期比 19.4%増)、営業利益が 2億9,300万円(同4.6%増)、経常利益が3億6,900万円( 同13.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2億6,900万円 (同16.5%減)となった。

米菓業界においては、食品全体における米菓自体の値頃感やおつまみ需要に加え価格改定効果もあり、市場全体では概ね好調に推移した一方で、原料米の高騰をはじめ人件費や物流費などコスト上昇幅が大きく、各社が採算維持に腐心している。

そうした環境下、同社は中期経営計画の初年度を迎えた。営業部門では、継続して主力商品(TOP6+2)の販売に注力し定番化を推し進めた結果、「味しらべ」「田舎のおかき」「大袖振豆もち」「ふわっと」「ぬれせんべい・ぬれおかき」など多くの商品において伸長した。主力商品への注力による堅実な販売実績、一定の原価低減効果もあり営業損益段階では前年同期間比増収増益となった。

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