【キシャメシ】王道vsもちもちvs粒感!新潟三大ブランド米の“ガチ食べ比べ

新潟ふるさと村に滞在。この日の温度は30度越え。無敵のY記者もさすがにバテ気味…「こんなときはシンプルで、あっさりしたものを食べたい!」ということで、 売店にあった「新潟県産米食べくらべセット」を購入。 普段は新潟駅のNewDaysなどで販売されているが、土日祝限定で、ふるさと村でも購入できる。

内容は極めてシンプル。南魚沼産コシヒカリ、新之助、ミルキークイーンの塩むすび3種と、添えられた海苔5枚のみ。おかずは一切なく、米そのものの味を比べて楽しんでくださいという潔い構成だ。使われる塩も村上市・笹川流れ産で、自然な甘みを引き立てている。

最初に食べたのは「新之助」。粒の大きさが際立ち、噛むほどにしっかりとした歯応えが残る。食べ応えのある仕上がりで、おにぎりらしい力強さを感じた。
次は「ミルキークイーン」。柔らかくもちもちとした舌触りで、口に入れた瞬間に甘みが広がる。三種の中でもっとも優しい印象を残した。


最後は「南魚沼産コシヒカリ」。粘りと甘みのバランスが良く、安心感のある味わいだ。新潟を代表する名の通り、誰にでも好まれる一本筋の通った味だった。

とにかく、シンプルな塩むすびだからこそ、お米の味が良く引き立てられている。

そして、な、なんと価格は450円(税込)。冷めても美味しさが損なわれない点も、この商品の強みだろう。

このセットはもともと、新米の時期限定として登場した。しかし販売直後から話題となり、SNS・X(旧Twitter)上では7万2000件を超える反響を呼んだという。価格や内容をみれば、それも納得できる。

三者三様の塩むすびを味わうことで、米どころ新潟の誇りと豊かさを改めて実感した。新潟に生まれたことに誇りすら感じた。

(編集部 Y)

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