【新潟が全国1位の認定数】新潟県内企業5社がユースエール企業に認定 県内93社目

上段左から株式会社室岡林業の室岡大蔵代表取締役社長、新潟労働局の福岡洋志局長、株式会社源建設の谷中悠吾取締役、下段左から笠原プレス工業株式会社の笠原吉昭代表取締役社長、株式会社日の出自動車の野口健太郎代表取締役社長

厚生労働省新潟労働局はこのほど、笠原プレス工業株式会社(新潟県弥彦村)、株式会社日の出自動車(新潟市東区)、株式会社室岡林業(新潟県上越市)、株式会社テクノジェット(新潟市南区)、株式会社源建設(新潟県上越市)の5社を、若者の採用や育成などに力を入れるユースエール企業に認定した。8月29日には認定通知書交付式が開催され、同局の福岡洋志局長から各社へ認定証が手渡された。

ユースエール認定は、若者の採用や育成に積極的で、離職率や所定外労働時間、有給休暇の取得状況などの項目で一定の要件を満たす企業(常時雇用する労働者が300人以下)に対し厚生労働大臣が認定する制度。

今回新たに5社が加わり、新潟県内の認定企業数は93社。全国1位の認定数だ。

笠原プレス工業株式会社 笠原吉昭代表取締役社長

株式会社日の出自動車 野口健太郎代表取締役社長

笠原プレス工業は、ステンレスを主とした金属加工や製造、販売をしている。年間休日を110日から125日に引き上げる取り組みを実施。笠原吉昭代表取締役社長は、「若者が働きやすい環境を整え、活力のある会社にしたい」と展望を語った。

日の出自動車は、特殊車両の整備、販売、レンタルを行う。
近年は、自動車整備士を目指す学生が減少し、人材確保の厳しさを痛感しているという。野口健太郎代表取締役社長は、「採用にあたって広報活動を強化し、休日数や賃金などを大幅に見直した。結果、継続的に人材確保ができている」と成果を語った。

認定書を手渡される株式会社室岡林業 室岡大蔵代表取締役社長(左)

株式会社源建設 谷中悠吾取締役

室岡林業は、社員の働き方を見直した背景にはコロナ禍の木材価格の高騰現象、「ウッドショック」の影響があると振り返った。また、注文が殺到し、時間外労働が増えた状況を鑑みて、さまざまな取り組みを実施した。室岡大蔵代表取締役社長は、「社員の時間外労働の減少に成功した。7月からは新しくスマート退社制度を実施した。繰り返し制度を見直し、取り入れることで、認定企業になれた」と取り組みを振り返った。

源建設は、土木、建築、ガス、水道などの施工管理をする総合建設業者。新卒者の募集を掲載してもなかなか採用に至らないことに課題意識を抱き、若年層の積極採用へと舵をとった。谷中悠吾取締役は、「完全週休2日制の導入をはじめ、有給取得を推奨するなどの取り組みが今回の認定に繋がった。今後もさらに制度を見直し、選ばれる企業になりたい」と意気込みを語った。

テクノジェット(新潟市南区)は、コンクリートや鋼構造物などインフラや産業設備の保全を行う施工業者。なお、今回の認定通知書交付式には欠席した。

新潟労働局の福岡洋志局長は「若者の雇用促進を牽引するリーディングカンパニーとして今後も尽力してもらいたい」と活躍を期待した。

 

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