新潟県が高温・渇水・大雨被害の農業者を支援する低利資金の設定と相談窓口を設置

新潟県農林水産部経営普及課、水産課、林政課は、今夏の高温・渇水や大雨により被害を受けた農業者などの経営継続を支援するため、低利資金を設定するとともに相談窓口を設置する。

期間は8月28日から当面の間(土日祝日を除く)で、時間は8時30分から17時15分まで。相談窓口の終期は、今後の被害状況を踏まえて設定するという。

農林水産業振興資金(8号資金)は経営継続に必要な資金を融通する融資機関に利子補給する市町村に補助するもので、貸付対象者は農林漁業を営む個人、法人、団体で、高温・渇水・大雨による被害により、農作物などの販売金額(売上高)の減少が過去 3か年の平均販売金額(売上高)の 100分の10以上であることが見込まれる人。

貸付限度額は600 万円で、償還期限は 7年以内(うち据置期間2年以内)。貸付金利は1.35%以内で、融資枠は5億円。

また、相談窓口は県庁(農林水産部経営普及課・水産課・林政課)および、地域振興局農林水産(農業)振興部に設置し、農畜産物など被害についての相談全般、当面の資金繰りなどを含む経営相談、農畜産物などについての技術相談などを受ける。

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