田んぼの真ん中に新名所!岩塚製菓が「お米となかよしパーク」がオープン

新潟県長岡市内に新たな直売店「お米となかよしパーク」をオープン

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は8月30日、長岡市内に新たな直売店「お米となかよしパーク」をオープンした。注目を集めたオープンセレモニーは、悠久太鼓の力強い演奏で幕を開けた。

総工費は約5億円、延床面積はおよそ850平方m。木の温もりを活かした店内は、「買う・見る・学ぶ・遊ぶ」が融合した体験型の空間となっている。岩塚製菓の定番商品に加え、瑞花や新潟味のれん本舗などグループ各社の商品が並び、煎餅を焼く様子を見学できるスペースや、椅子や机を備えた休憩コーナーも設けられている。今後は季節ごとのイベントも予定されており、“お米のテーマパーク”として地域から大きな期待を集めている。

直売所を運営する里山元気ファーム株式会社の下田篤志社長は、「遊べたり体験できたり、持ち帰れたりする場所にしたい。岩塚製菓グループを多くの人に知ってもらい、ファンになってほしい。既存のファンの方にはさらに好きになっていただきたい」と語った。

直売所の皆さんが笑顔で迎えてくれる

施設の建つ場所は、かつての小学校跡地。廃校後には岩塚製菓の工場と直売所が整備されたが、老朽化により2021年に工場は南陽の現在地に移転統合。その後もしばらく小規模な直売は行われていたものの、十分に活用されているとは言いがたかった。今回、地域の人々にとって思い出の場所を拠点に、新たなテーマパークづくりが構想された。

こちらはグランドオープン前の様子。岩塚製菓ブランドの人気商品がところせましと並ぶ

 

グランドオープン直後。多くの人で賑わうお米となかよしパーク

コンセプトは「お米となかよし 地域となかよし」。建物は、田んぼに囲まれた立地にあり、訪れた人は春の田植えや秋の稲刈りなど、一年を通じて稲の生育を楽しむことができる。また、店内には地元産野菜などを販売するコーナーもあり、コンセプト通り、お米や地域とのつながりを体現する場となっている。

オープンセレモニーには長岡市の磯田達伸市長も出席。「今後は観光の拠点としても期待できる。インバウンドを含め多くの来訪者に、美味しいお米と米菓の魅力を知っていただきたい」と述べた。施設のある中沢区の番場具視区長も「建物は少し近代的に感じるが、もう少し岩塚製菓さんの良さを出しても良かったのでは? 同地区のもので同社に働いているものも多い。ますます地元に貢献してもらえれば」と期待を寄せた。

「観光の拠点として期待できる」と磯田達伸長岡市長

この日、会場を訪れた見附市在住の関谷忠男さん(82)は「20年間直売所で岩塚製菓の商品を買ってきた。美味しいものにはかなわない」と笑顔を見せた。埼玉県から訪れた女性(53)は「これまで同社の製品と知らずに食べていたものもあった。地域活性化に良い施設ではないか」と話し、市内在住の70代男性も「これでよかった。気軽に買い物に来られる」と歓迎した。

岩塚製菓の槇大介代表取締役社長COOは「ぜひ皆さまに愛される施設となるよう、社員一同力を尽くしていきたい」と力強く語った。

「社員一同力を尽くしていきたい」」とする槇大介代表取締役社長COO

(文・写真 湯本泰隆)

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