新潟県防災局消防課によると、9月1日に長岡市内の事業所において、50 代男性が意識不明となっているところを、居合わせた人が119番通報して病院に搬送されたが、その後に死亡が確認された。2日には死因が熱中症によるものであったことが判明した。
これで今年、県内で熱中症またはその疑いによる死亡者数は8人となり、令和5年の7人を上回って過去最多となった。なお昨年9月には、熱中症による死亡が2人確認されており、予断の許さない状況が続く。
同課では「職場などにおいても、熱中症のおそれのある方を早期発見し、身体冷却などにより症状を重篤化させない対応をお願いしたい」と注意を促している。