B3リーグ2025-26シーズンプレシーズンゲーム、 新潟アルビレックスBBが金沢武士団と激突

2025-26シーズンの幕開けを告げるプレシーズンゲームを新潟県上越市で開催する

新潟アルビレックスBBが9月14日、2025-26シーズンの幕開けを告げるプレシーズンゲームを新潟県上越市で開催する。大会名は「越後薬草サンクスデー B3 LEAGUE 2025-26 SEASON プレシーズンゲーム 上越大会」。リージョンプラザ上越を舞台に、金沢武士団を迎えて対戦する。試合開始は午後2時から(開場は午前11時30分)。

3年ぶりの上越開催

上越市での新潟アルビレックスBB公式戦は、2022年9月の愛媛戦以来3年ぶり。今回の開催は、株式会社新潟プロバスケットボールが主管し、上越市と上越市教育委員会が後援。さらに地域企業が協賛として名を連ね、まさに地域総出のビッグイベントとなる。

特筆すべきは、上越市出身のベテラン司令塔・五十嵐圭選手の存在である。上越での試合は2020年11月の北海道戦以来5年ぶり。ファン待望の凱旋試合となる。

「個人としてもクラブとしても、上越市での試合は久しぶりになります。観に来てくださる方々に“観に来てよかった”と感じてもらえるよう、良い試合をお見せしたい。新しいシーズンへ向けた大切な一歩として、しっかり準備した姿を見ていただきたい」。

五十嵐選手はこう抱負を語った。自身にとって上越は生まれ育った故郷であり、特別な意味を持つ。「思い入れのある地元で再び試合ができることに感謝しています」と言葉に力を込めた。

また、試合の見どころについては「新シーズンに向けてさまざまな戦術や組み合わせを試す場になる。新加入選手の持ち味や個性が発揮される場面が必ずあるので注目してほしい」と語り、さらに「子どもたちには自分もプロを目指したい、アルビBBの選手になりたいと夢を描くきっかけにしてほしい」と呼びかけた。

「バスケ界の貴公子」の凱旋

新潟県上越市出身のベテラン司令塔・五十嵐圭選手

その甘いマスクと華麗なプレーで「バスケ界の貴公子」と呼ばれる五十嵐選手。素早いドリブルと正確なシュートで知られ、長きにわたりチームを牽引してきた。今回の試合は、彼にとってまさに凱旋試合であると同時に、ファンにとっても待望の舞台となる。

同大会は、株式会社越後薬草を冠スポンサーに迎え、地元企業も協賛に加わった。オーテック、弘花園、相村建設、家’Sハセガワ、上越エアクルー、エヌエスアイ、かんずり、黒岩商事、サトウタイル、しみず屋、信越建工、高坂防災、宝石みのわ、梨本測量社、山﨑建設、上越環境科学センターなど、上越ゆかりの企業が名を連ねている。

また、地域の子どもたちへの還元策として、上越市と教育委員会、協賛企業の支援により、市内の小中学生とその保護者を無料招待する。1アカウントにつき5名まで申し込みが可能で、子どもたちにプロの試合を間近で体感してもらう狙いがある。

開幕に向けた試金石

今回のプレシーズンゲームは、公式戦を前にした重要な位置づけだ。新潟アルビレックスBBは9月27日、28日に香川ファイブアローズとの開幕戦(会場:あなぶきアリーナ香川)を迎える。その後、10月4日、5日には長岡市のアオーレ長岡で徳島ガンバロウズを相手にホーム開幕戦が行われる。

上越市での一戦は、まさにチームのコンディションや戦術を見極める「試金石」となる。新加入選手と既存メンバーの融合がどこまで進んでいるかが注目される。

「思い入れのある地元で再び試合ができることに感謝しています」と話す五十嵐選手

 

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