【絶景の中の憩いの場】高谷池ヒュッテ(新潟県妙高市)、標高2,100mの山小屋カフェは日帰りでも価値ある体験を提供

火打山(2,462メートル)と妙高山(2,454メートル)の懐に広がる「高谷池湿原」

高谷池(こうやいけ)ヒュッテ(新潟県妙高市)は、標高2,100メートルの立地を活かした山小屋カフェとして営業している。火打山(2,462メートル)と妙高山(2,454メートル)の懐に広がる「高谷池湿原」の畔に建つ三角屋根の山小屋で、カフェスペースは日帰り登山客も利用できる。アメリカCNN「日本の美しい風景31選」に選ばれた絶景の中で、特別なひとときを過ごせる。

高谷池ヒュッテは、例年4月26日~10月26日まで宿泊利用が可能で、カフェは、6月から小屋閉めまでの毎日10時~15時まで営業している。

高谷池ヒュッテを中心とした一帯は、標高に応じて多彩な動植物が生息し、自然観察に最適な環境となっている。6月中旬ごろまで残雪が残り、真夏は高山植物が咲き乱れ、秋には鮮やかな紅葉に染まる。ヒュッテ周辺の紅葉の見頃は例年9月下旬~10月上旬となる。

火打山はライチョウが生息する国内北限の地として知られ、雷鳥平付近で観察できる可能性があり、曇天や霧の日は雷鳥との出会いのチャンスが高まるという。

カフェではオリジナルブレンドのコーヒーやチャイ、ハイビスカスティーを提供。数量限定で土日祝日には手作りプリンも販売し、コーヒーとの相性が良いという。ケーキセットも用意しており、登山の合間の休憩を楽しめる。宿泊者は、食堂横に新設された「くつろぎスペース」を利用できる。

カフェではオリジナルブレンドのコーヒーやチャイ、ハイビスカスティーを提供。数量限定で土日祝日には手作りプリンも販売し、コーヒーとの相性が良いという

高谷池ヒュッテ売店ではオリジナルの手ぬぐいやTシャツ、ピンバッチなどの限定グッズも販売している。いずれも数量限定で、訪れた人だけが手にできる特別感も魅力の一つだ。

10月中旬以降は降雪の可能性があるため、十分なスキルと装備を持つ登山者以外の利用は推奨していない。

高谷池ヒュッテは、火打山や妙高山への登山拠点として多くの登山者に親しまれており、宿泊利用はもちろん、日帰りでカフェを利用するだけでも価値ある体験となる山小屋として、訪れる人々を魅了し続けている。

高谷池(こうやいけ)ヒュッテ

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