新潟県内各地で12日夜から翌朝にかけてクマの目撃情報相次ぐ 住宅街やキャンプ場近くにも
9月12日夜から13日朝にかけて、新潟県内各地でクマの目撃情報が相次いだ。
南魚沼警察署によると、12日21時35分頃、湯沢町大字土樽の町道で体長約1.5メートルのクマが目撃された。クマは付近の高速道路方向へ逃げた。目撃場所は、民家から約100メートルの場所だった。
ほかの市町村でも目撃情報があった。三条警察署によると、12日21時20分頃、三条市北五百川のバーパーク八木ヶ鼻付近で体長約1.2メートルのクマが目撃された。付近のコテージの宿泊客から通報があった。目撃場所は、キャンプ場や日帰り温泉施設などの付近だった。
また、新発田警察署によると、12日22時30分頃、新発田市下小中山の林の中で、木に登っているクマが目撃された。体長約1メートルだった。
村上警察署によると、13日5時頃、村上市中原で体長約70センチメートルのクマが目撃された。クマは、目撃者の自宅の裏の竹藪にいたという。目撃場所は住宅街だった。
また、五泉市でもクマが目撃されている。同市環境保全課によると、9月13日6時50分頃、同市牧でクマが目撃された。
県内では4月から7月までのクマの出没件数が過去最多となっており、8月7日には「クマ出没警戒警報」が発表されている。