【八海醸造の新ブランド】「唎酒 Rishu」ブランドサイト公開  「八海山」の名を冠さない挑戦ブランドで新境地開拓

八海醸造株式会社(新潟県南魚沼市)が9月16日、新ブランド「唎酒 Rishu」の公式サイトを公開した。同社が2022年の創業100周年を機に立ち上げた「八海山」の名を冠さない挑戦ブランドで、次の100年に向けた新たな取り組みとして注目される。

ブランド名「唎酒 Rishu」は文字通り“利き酒”に由来

「唎酒 Rishu」は「食に寄り添い、心はなやぐ」をテーマとした新ブランド。毎年異なる酒質を設定し、杜氏を中心とした製造チームが培ってきた技術を継承しながら、従来の「八海山」ブランドとは異なる表現に挑戦している。
ブランド名は文字通り「利き酒」に由来し、年ごとの味わいの違いを楽しんでもらいたいとの思いを込めた。「八海山」で大切にしている上質さや食中酒としての特性は維持しつつ、新しい世界観の構築を目指している。
特徴的なのは、製造地である魚沼に自生する花をラベルデザインに採用していること。酒質や味わいのイメージを視覚でも表現し、蕾から枯れるまでの造形変化も含めて日本酒の特性を表している。

唎酒 Rishu 春紫菀 ハルジオン 2025BY プレスリリースより

唎酒 Rishu 黄菖蒲 キショウブ 2025BY

現在のラインアップは2商品。「春紫菀 ハルジオン 2025BY」(720ml、2,750円)は柑橘系の香りとさわやかな酸味が特徴で、「黄菖蒲 キショウブ 2025BY」(720ml、3,850円)は南国フルーツを思わせる芳醇な香りとジューシーな甘味が楽しめる。

唎酒 Rishu UNITED ARROWS 2025BY

また10月2日には、セレクトショップ「ユナイテッドアローズ」との初のコラボレーション商品「唎酒Rishu UNITED ARROWS 2025BY」を発売。微発泡性の活性にごり生酒で、メロンや和梨のような果実感とシルキーなテクスチャーが特徴となっている。720ml(4,950円)と360ml(2,530円)の2サイズで数量限定販売される。

コラボ商品は9月17・18日に東京・大手町で開催される日本酒イベント「若手の夜明け2025」で先行限定販売も実施される予定だ。

【関連リンク】

唎酒 Rishu公式サイト

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